イスラエルの曲名あれこれ
〔G〜L〕


 


  ▽ G ▽  

 Gamla  〔Modern-Debka〕  (2001 Moshiko)
古代ユダヤの都市の遺跡の名。
この曲は、Gamla と、それを築き上げた人々に捧げたもの。(Moshiko 作。)
  ♪”ガムラ、我がガムラよ、お前は私の心、私の魂。
      高らかに声を上げて誓おう。二度とお前を見捨てはしないと。”

 Gamliel (Gam-Lee-El)   (1998 Moshiko)
男性の名前。(="Also I have G-d")

  ▽ H ▽  

 Ha Mangina Ha Yashanah
「古き調べ」 (mangina : メロディ yashanah : 古い)

 Hageula (Ha-Ge-U-La)   (1998 Moshiko)
「(メシアによる)救済」

 Haidel Haidel  〔Kurdish〕 (1998 Moshiko)
「心のメロディ」と講習時に聞いた・・・と思うが、南半球の某有名サイトでは "Medley From The Heart"。う〜ん?
  ♪”禿げてる 禿げてる” とも ”生えてる 生えてる” とも聞こえる・・・?

 Hakinor Haneeman
「真実の竪琴(or バイオリン)」
  ♪”父も母も、逝ってしまった。友達も、もう居ない。
        私の魂は、悲しみに満たされる。
    愛していた人も、私を捨てて去ってしまった。
        竪琴の調べだけが永久に変わることなく、真実を語り続ける。
    酒と涙に満ちた私の人生も、まもなく終わろうとしている。
        竪琴を奏でておくれ、この命が尽きる時まで。”

 Halevai Alai (Halvay Alay)   (1998 Moshiko)
"I wish it were〜" 「(現実には無理そうだけど)〜だったらいいのに」
この歌の場合は、「君が僕の恋人だったらいいのに」、「君が(少しでも)僕を愛してくれたらいいのに」といったところ?
  ♪”ほんの少しでも僕に望みをくれたなら、君に全てを捧げるのに〜”(?)

 Hasapiko Mozart
「モーツァルトの hasapiko」 (hasapiko : "hasapikos"の英語表記)
モーツァルトの「交響曲第40番 ト短調」のメロディーをモチーフにした曲に振付けた、ギリシャの hasapikos 風の踊り。交響曲第40番は、「ギリシャ風に たゆたう如き優美さ」とシューマンに評されたらしい。

 Ha-sho-far   (2001 Moshiko)
角笛
  ♪”角笛の音に応え、地球の隅々から集い来たれ、わが同胞よ。
      約束の地イスラエルへと、神が我々を導きたもうのだから。"
といった意味のことを歌っているらしい。

 He-ha-lil (Hehalil, Hechalil)   (2003 Moshiko)
"The flute" (管に指穴を開け、吹口を斜めに削っただけの素朴な笛のこと。)
歌詞は、60〜70年前に女性詩人が笛の音の素晴らしさを歌ったもので、子供雑誌に載ったその詩を作曲家が見て感動し、曲をつけた。以来(イスラエル建国以前から)、ユダヤ人の民族的な歌として愛唱されてきたという。
  ♪”mangina hechalil〜” (フルートの調べ〜)

 Hodu La Shem   (2001 Moshiko)
「神の御名に感謝」
  (hodu : 感謝する la : 〜に shem :
建国の労働の喜びを表した踊り。(開拓者の踊り。)

 Hora Eilat   (1989 Jane (1953 Rivka Sturman) )
Eilathora
沙漠の中から忽然と生まれ出た様な町 Eilat のことを歌っている模様。

 Hora Lee  〔Modern〕  (1998 Moshiko)
"Hora for me"

 Hora Nadav  〔Hora〕  (2004 Shmulik)
「Nadav の Hora
Nadav : 男性の名。「(神から)贈られたもの」という意味がある。
      (旧約聖書に登場する Nadav に由来。)
Shmulik 氏の知人の女性(コスチューム・アーティスト?)が養子にもらった男の子の名にちなんで作られた曲。

 Hora Zion   (1984 Fusae研)
シオンhora

  ▽ I ▽  

 Ilai   (2001 Moshiko)
Moshiko 氏の11番目の孫息子の名前。
(旧約聖書に登場する、ダビデ王に仕えた勇者の名前でもある。)

 In-Shallah (Inshalah)   (1995 Israel Yakovee)
「神(アッラー)が望みたもうなら」、「神の思し召しのままに」、「願わくば」

 Isra-Pico (Israpiko)   (1998 Moshiko)
"Israeli Hasapiko" 「イスラエル風ハサピコス」の由。

  ▽ J ▽  

 Jaddili  〔Jordan 風〕  (1989 Moshiko)
「おさげ髪」 [アラビア語]
「おさげが好きだ〜、おさげが好きだ〜。」と歌っているらしい。
イスラエルの東隣の国ヨルダンの曲に合わせて、Moshiko が Jordan 風に振り付けた踊り。

  ▽ K ▽  

 Keshenavo   (Bentzi Tiram)
「我々が帰り着くとき」(?)
  ♪”希望さえあれば、
       我々が帰り着くそのときには、
           きっと答えを見つけられるだろう。”

 Kismei Shaul
「サウルの魔術」
旧約聖書(サムエル記)に登場するサウル王の、死の直前のエピソードを題材にした、実は非常に重〜い内容の歌。
  ♪”「主に見捨てられたからといって、今頃どの面さげてやって来たのか?」
    「主は私をお見捨てになられました。
           夢の中でも、何のお言葉も頂けません。」
    再び太陽が昇り、サウル王は陣営へと戻った。
           疲れ果て、恐れおののきながら・・・。”

 Kochav Haruwah   (1991 Moshiko)
「風の星」
kohav : 星。  ruwah : 風。
イスラエル北部、ティベリアス湖付近に昔あった町 Hazafon を、別名「風の星」とも呼ぶらしい。この曲は、その町をイメージしたものかもしれない。(Hazafon は、現在でもイスラエル北部を指す地域名。)

  ▽ L ▽  

 Lanetzach Tzeirim  〔Modern Oriental〕  (2004 Shmulik)
「若さよ永遠に」
lanetzach : 永遠に。  tzeirim : 若さ。
1998年に David Edery 氏も "Tzeirim Lanetzach" のタイトルで同じ踊りを日本に紹介されたが、振付けは Shmulik 氏。(びみょーに違ってたけど。)

 Lashir Lecha  〔Modern Oriental〕  (2004 Shmulik)
「あなたに歌を」
lashir : 歌う(こと)。  lecha : あなた(のため)に。
土曜(シャバット)の朝のお祈りの歌で、鹿が水を飲む(手で水を汲む様な)動作は聖書の記述をイメージしたもの、とのこと。
おそらく、旧約聖書 詩篇42の「涸れた谷に鹿が水を求めるように、神よ、わたしの魂はあなたを求める。」のことだと思われる。