- tapan, davul タパン、ダウル(ダヴル)
- バルカン・中近東一帯で広く使われている、両面の大太鼓。
木製の胴に、皮を張ったもの(最近はプラスチック+金属のものも)。片手に先が曲がった太めのバチ、もう一方の手には竹ひごの様な細いバチを持って、多彩な音を叩き出す。
特に、マケドニアやブルガリアのピリン地方などでは、ダンサーがタパンの上に乗ってパフォーマンスを見せたりもする。多くはズルナと組み合わせて、婚礼や祭りに欠かせない存在となっている。
タパンの起源とされるトルコのダウルも、「ダウル・ズルナ」と対に呼ばれることが多く、「どんなに豪華な婚礼も、ダヴルとズルナを欠いては不完全」ということわざまであるらしい。
- torah トーラー
- 律法書。旧約聖書の中のモーセ五書のことを指す。
(創世記、出エジプト記、レビ記、民数記、申命記)
ユダヤ教では、「聖書の中の聖書」として崇められている。安息日にシナゴーグで行われる礼拝で、毎週決められた部分を朗読し、一年間で全て読み終える。
- Tsovinar ツォヴィナル
- 古代アルメニアの女神。別名 Nar。
水や海や雨の支配者で火の創造者でもあり、その怒りに触れると天から雨や雹が降るとされている。
アルメニアのアララット山(現トルコ領)は旧約聖書の中でノアの方舟が漂着した所、そしてアルメニア人はノアの子孫とも言われているが、そのアルメニアにも、ノアの洪水伝説の古い類型がある。曰く、
宇宙と人間の創造神 Khardi が人間の不遜な振るまいに怒り、全てを滅ぼ
そうとした。しかし、その妹である女神 Tsovinar が激しく反対した為、彼女
にだけは知られない様に神々を召集し、大洪水を起こした。一人の男とそ
の一族だけがお告げによって生き延び、人類の祖となった。
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