- 絵画で読む聖書 (新潮文庫/中丸明) [2001/文庫/571P/\743] 《お勧め》
- 聖書を巡るいろんな謎や疑問を、宗教画を読み解くことを通して解説。
というと堅苦しく聞こえるけど、はっきり言って読み易い。何しろ、アダム&イヴやらイエス・キリストやらの聖書の登場人物のみならず、神様(神たまん)まで口を開けば名古屋弁。一味違った視点とテンポにも乗せられて、笑いながら一気に読んでしまった。
この著者には、他にも同様の著作「ハプスブルグ一千年」「丸かじりドン・キホーテ」(いずれも新潮文庫)があり、聖書とは関係無いけど、こちらもお勧め。
- マリアのウィンク 聖書の名シーン集 (視覚デザイン研究所)
[1995/SC/172P/\1,750] 《お勧め》
- 聖書の1シーンを描いた絵画をキーに、旧約・新約聖書をわかりやすく解説。
絵画のカラー図版、イラストも豊富で(というか文章より多い)、ちょっととぼけた解説文もええ味出しとりま。合間合間に「聖書雑学一口コラム」みたいなコーナーもあり。
このシリーズ(みみずく アート シーイング)には他に、
「天使のひきだし 美術館に住む天使たち」
「悪魔のダンス 絵の中から誘う悪魔」
「オレたちに明日はない? 黙示録の解読ガイド」
「ヴィーナスの片思い 神話の名シーン集」
など同様の作品があり、いずれもお勧め。
(最後のはギリシャ・北欧・ケルト神話に関するもので、聖書とは関係ないけど。)
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